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2010.02.27

CoRichまつり、10作品決定

CoRich舞台芸術まつり!2010春に応募のあった91作品の中から、本選に進む10作品が決定した。5月31日までに公演が行われるものが対象で、審査員による観劇審査の後、6月16日に大賞が決定する。副賞は次回公演支援金100万円。ちなみに、応募91公演のうち、東京のものが73公演(80%)。

一次審査(ネット審査)通過10公演

・(東京)文月堂「喫茶久瀬」
・(東京)快快「Y時のはなし」
・(東京)時間堂「月並みなはなし」
・(宮城)三角フラスコ「ことりとアサガオ」
・(東京)elePHANTMoon「ORGAN」
・(東京)ゴジゲン「アメリカン家族」
・(東京)ブルドッキングヘッドロック「Do!太宰」
・(東京)柿喰う客「露出狂」
・(東京)THEATRE MOMENTS「マクベス」
・(東京)サスペンデッズ「2010億光年」

審査員:矢作勝義、巽大介、鈴木理映子、高野しのぶ、手塚宏二

CoRich舞台芸術まつり!2010春
http://stage.corich.jp/festival2010/

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2010.02.24

ふるさときゃらばん、自己破産申請!

サラリーマンの悲哀や農家を舞台にしたオリジナルミュージカルで全国公演などを行っていた劇団ふるさときゃらばんが、自己破産を申請し、破産手続きを開始した。

(株)ふるさときゃらばんは、1983年(昭和58年)10月に創業した劇団を、85年(昭和60年)2月に法人化した。ミュージカル「親父と嫁さん」では、文化庁主催第40回芸術祭賞を受賞した。演劇業界では大手に属し、2005年度には10億円近い収入があった。演劇の公演やイベントだけで10億円の収入がある劇団はそれほど多くない。

そもそも、劇団の運営は、入場料収入のみで成立させるのは難しく、スポンサーからの支援や助成金が欠かせない。しかし、近年の景気後退により、スポンサーの撤退などで採算性が悪化していたという。また、地方自治体や公共団体の招待も減少した。映画製作への参入もうまくいかなかったもよう。

負債総額は映画製作会社と合わせ約6億5千万円弱。今後は事業譲渡の交渉を進め、公演の継続を目指すという。

帝国データバンク
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3222.html

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漫画「演劇部5分前」が気になる

エンターブレインが発行し、角川グループパブリッシングが発売する隔月漫画誌の「フェローズ」に連載中の作品「演劇部5分前」(作:百名哲)が気になる。2010年1月18日に単行本第1弾が発売となった。

朝日新聞の書評では、「とめはねっ!」や「ちはやふる」と並べて、「文化系部活マンガ」として採りあげている。

題材となっているのは「落ちこぼれ高校演劇部」。廃部寸前の部に所属する個性豊かな三人組。おなじみの青春感動巨編だ。・・・どんなもんでしょうか。

エンターブレイン:fellows!
http://www.enterbrain.co.jp/fellows/index.html
asahi.com書評
http://book.asahi.com/comic/TKY201002100204.html

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岸田戯曲賞は柴幸男

白水社が主催する第54回岸田國士戯曲賞の選考会が2月8日に行われ、柴幸男の『わが星』が受賞作に決定した。

『わが星』は劇作家・演出家の柴幸男の作品を上演するための劇団、青年団リンク「ままごと」の旗揚げ作品として、昨年10月に三鷹市芸術文化センターで上演された。ヒップホップユニット・□□□(クチロロ)の三浦康嗣が音楽を担当した。

副賞は20万円。

選考委員は、井上ひさし、岩松了、鴻上尚史、坂手洋二、永井愛、野田秀樹、宮沢章夫の7氏。

白水社:岸田戯曲賞
http://www.hakusuisha.co.jp/kishida/award.php

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読売演劇大賞、その他の賞

大賞・最優秀作品賞は「ヘンリー六世」(新国立劇場)でしたが、その他の最優秀は下記の通り。

■最優秀男優賞:市村正親
■最優秀女優賞:鳳蘭
■最優秀演出家賞:鵜山仁
■最優秀スタッフ賞:小曽根真
■杉村春子賞:浦井健治
■芸術栄誉賞:井上ひさし
■選考委員特別賞:片岡仁左衛門

読売新聞「読売演劇大賞」
http://info.yomiuri.co.jp/prize/engeki/17kai/17_happyou.htm

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2010.02.03

読売演劇大賞は「ヘンリー六世」

読売演劇大賞が発表となり、新国立劇場が制作した「ヘンリー六世」が大賞・最優秀作品賞(副賞200万円)を受賞した。

第17回(2009年度)の読売演劇大賞は下記の候補が1月中旬に発表となっていた。

■作品賞
「ヘンリー六世」
「コースト・オブ・ユートピアーユートピアの岸へ」
「炎の人」
「組曲虐殺」
「太夫さん」

■男優賞
市村正親(炎の人)
片岡仁左衛門(女殺し油地獄)
北王路欣也(フロスト/ニクソン)
岡本健一(ヘンリー6世)
佐々木蔵之介(狭き門より入れ)

■女優賞
鳳蘭 (「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」「coco」「屋根の上のヴァイオリン弾き」)
剣幸(「この森で、天使はバスを降りた」「兄おとうと」
中嶋朋子(ヘンリー6世)
波野久里子(「女の一生」「おんなの家」)
蒼井優(楽屋)

■演出家賞
鵜山仁
栗山民也
高瀬久男
蜷川幸雄
前川智大

読売演劇大賞(まだ16回まで)
http://info.yomiuri.co.jp/prize/engeki/

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読売文学賞戯曲・シナリオ賞に鴻上尚史

読売新聞社が主催する第61回(2009年度)読売文学賞が発表され、戯曲・シナリオ賞には鴻上尚史「グローブ・ジャングル『虚構の劇団』旗揚げ3部作」が選ばれた。副賞は200万円。

鴻上さんの新劇団「虚構の劇団」は2008年に旗揚げ。『監視カメラが忘れたアリア』『リアリティ・ショウ』『グローブ・ジャングル』からなる3部作を上演してきた。

なお、過去の受賞者は以下の通り。

2000年度 永井愛「萩家の三姉妹」
2001年度 宮藤官九郎「GO」(映画)
2002年度 坂手洋二「屋根裏」
2003年度 唐十郎「泥人魚」
2004年度 該当なし
2005年度 菱田信也「パウダア―おしろい―」
2006年度 野田秀樹「ロープ」/西川美和「ゆれる」
2007年度 三谷幸喜「コンフィダント・絆」
2008年度 小山薫堂「おくりびと」(映画)

読売文学賞
http://info.yomiuri.co.jp/prize/bungaku/

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2010.02.02

平田オリザ氏、J-WAVEで岡田准一と対談

やっぱジャニーズですなあ。他の誰と話すよりも反響が大きい。それも、J-WAVEというFMラジオなのに。J-WAVE「岡田准一の『Growing Reed』」1月31日24時~25時。お相手は平田オリザ、テーマは「平田オリザと語る"どうなる?これからの日本の芸術文化政策"」。

この日のtwitterでの検索「平田オリザ」は1500件。番組に関する情報であふれた。

twitter検索:平田オリザ
http://pcod.no-ip.org/yats/search?query=%E5%B9%B3%E7%94%B0%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B6
J-WAVE
http://www.j-wave.co.jp/blog/archives/20100201_0000.html

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施政方針演説と平田オリザ

「首相動静」によると、鳩山首相が施政方針演説を行った1月29日は、午前10時41分から松井官房副長官(参院議員)と平田オリザ内閣官房参与と三人で作戦会議を行っていた。演説のリハーサルだ。午後からは三人で昼食。松井議員はこの日午後1時からの演説の台本を書いた。演説の稽古を指導し、演出したのは平田オリザ氏。その結果、演説の冒頭で「いのちを、守りたい」という芝居がかったフレーズから始まるそれが誕生した。「まるで演劇のような」とテレビが紹介していた・・・。

平田氏らの関与は昨年の所信表明演説から。主に台本は松井氏が書くが、内容に関しては、鳩山首相が構想を披露し、枝葉を松井氏がつけ、平田氏が監修する形。施政方針演説の最後に神戸の震災を持ってきたのは平田氏のアイディアだとか。

翌30日の読売新聞は「首相の演説を国会傍聴席で二人の側近が見守っていた」と一面トップで報じている。朝日新聞は、3面社説横の欄に大きな活字で「平田オリザさんらと構想」と紹介している。松井氏が草案を披露したのは1月26日。居並ぶ閣僚の前で松井氏が感極まっての涙声で読んだのだとか。

鳩山首相が演説作りに着手したのは12月30日。インド訪問から帰国し、松井氏、平田氏との意見交換を行い、「七つの大罪」「いのち」などを中心とすることが決められた。その後、首相と松井氏との間で推敲が重ねられ、菅直人氏の意見も加えられていった。また、演説の結びが弱いという意見に対し平田氏が、震災の被災地に立った「鉄人28号」のエピソードを追加したという。

かつて、首相の演説は役人が書いたものを読んでいた。様変わりだ。オバマさんが有能なスピーチライターと出会い、その才能を認めて抜擢した話は有名。演説が一人の政治家を大統領にし、ノーベル賞を獲らせる。人が書いた難しい漢字を読めない首相を持つ国としては、うらやましい限りだったが、それも過去になろうとしている。国の顔となるのだから、うまく演じることのできる役者であってほしい。もちろん、手足となる閣僚がちゃんと動けることも重要だが・・・。

読売新聞「施政方針は作・松井副長官、演出・平田オリザ参与」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100130-OYT1T00112.htm

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