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2009.04.28

また三島賞候補に前田司郎が!

第22回(2009年)三島由紀夫賞・山本周五郎賞の候補作が発表され、昨年に続いて前田司郎の作品が三島賞候補に選ばれた。選考会は5月19日。候補作は次の通り。

・村田沙耶香(さやか)『ギンイロノウタ』(新潮社)
・いしいしんじ『四とそれ以上の国』(文芸春秋)
・天埜(あまの)裕文『灰色猫のフィルム』(集英社)
・青木淳悟『このあいだ東京でね』(新潮社)
・前田司郎『夏の水の半魚人』(扶桑社)

過去、前田司郎は2006年に「恋愛の解体と北区の滅亡」で、2008年に「誰かが手を、握っているような気がしてならない」で候補となっている。

三島由紀夫賞
http://www.shinchosha.co.jp/prizes/mishimasho/

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2009.04.23

朝日舞台芸術賞、休止!

朝日新聞社が主催する「朝日舞台芸術賞」が今年から休止することになった。2001年に創設された同賞は、2007年は「THE BEE」、2008年は「焼肉ドラゴン」と、その年を代表する作品を選んできた。休止の理由は「朝日新聞社が表彰事業の見直しをした結果」としており、詳しい理由は述べられていない。ざんねん。

朝日舞台芸術賞
http://www.asahi.com/shimbun/award/stage/

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2009.04.21

これって劇団? 仏の「ラ・マシン」上陸

横浜開港150年を記念して開かれるイベント「開国博Y150」(4/28~9/27)のプレイベントとして4月17日から19日にかけてフランスの巨大スペクタクルアート劇団「ラ・マシン」による「公演」が行われた。三日間で61万5千人を動員したという・・・。

ラ・マシンが行ったパフォーマンスは高さ約12メートル、重さ約37トンの機械仕掛けの「巨大クモ」2体の操作。1体に14人ほどが乗り込み、8本の脚を動かし移動する。また、水を放ち、スモークを巻き上げ、定められたストーリーに添って動き回る「演劇」だ。16日に布袋に包まれた状態で海上に宙づりで出現し、上陸後、2体で街を歩き回った。16日の時点で一部の報道番組が紹介したため、17日以降はニュースやネットで映像が流され、19日には50万人もの「観客」が沿道を埋め尽くした。

なお、4月28日以降も、会期中はこの巨大クモが展示されるという。

実質、4日がかりの「演劇」。巨大クモ2体による二人芝居の「操作」は「芝居ごころ」がないと難しいだろう。確かにこれは劇団による演劇なのかもしれない。

ちなみに「ラ・マシン」は、横浜市が、クリエイティブ・シティとして文化芸術交流を促進するフランス・ナント市を拠点とするアートパフォーマンス集団。フランスの大道芸グループ「ロワイヤル・ド・リュクス」の動くオブジェの製作・演出などを担当している。

開国博Y150
http://event.yokohama150.org/
巨大スペクタクルアート劇団「ENEOS ラ・マシン」
http://event.yokohama150.org/event/bayside/detail1.html

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さいたまGTvol.3は蜷川×ケラ

55歳以上の団員(平均年齢70歳)による劇団さいたまゴールド・シアターの第3回公演が6月18日~7月1日に彩の国さいたま芸術劇場小ホールで行われるが、そのホンはナイロン100℃のケラリーノ・サンドロヴィッチの作品だ。

あまり「公演情報」は扱わない当サイトだが、特殊な劇団であるさいたまゴールド・シアターの情報は意図的に紹介してきた。しかし、今回の蜷川幸雄vsケラ、というのは事件だ。ケラは平均年齢70歳のこの劇団にどんなホンを書き下ろすのだろうか。

さいたまゴールド・シアター Vol.3「アンドゥ家の一夜」
2009年6月18日(木)~7月1日(水)全12公演
彩の国さいたま芸術劇場 小ホール

作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
演出:蜷川幸雄
出演:さいたまゴールド・シアター

さいたまゴールド・シアター
http://www.saf.or.jp/gold_theater/index.html

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2009.04.20

ぴあテン・えんぶチャート比較'09

3月19日発売の「ぴあ4月2日号」はぴあテン'08-'09を発表した。映画の1位は「花より男子ファイナル」だったが、舞台部門は新感線のワンツーフィニッシュとなった。

演劇ぶっくのえんぶチャート2008は「演劇ぶっく4月号」(138号)に掲載(3月9日発売)。作品チャートで新感線の2作品を抑えてキャラメルボックスが一位となった。なお、2008年の演劇賞を総ナメにした「焼肉ドラゴン」は62位。

演劇ぶっく
http://www.rakuten.co.jp/enbu/
ぴあテン
http://www.pia.co.jp/piaten/

■ぴあテン'08-'09
1、「五右衛門ロック」新感線☆RX
2、「IZO」新感線プロデュースいのうえ歌舞伎☆號
3、「Endless SHOCK」東宝(堂本光一主演)
4、「グリース」フジテレビ(生田斗真主演)
5、「雨に唄えば」宝塚歌劇宙組
6、「赤と黒」宝塚歌劇星組
7、「THE SCARLET PIMPERNEL」宝塚歌劇星組
8、「グッドナイトスリイプタイト」パルコ
9、「ラ・カージュ・オ・フォール~籠の中の道化たち~」日生劇場
10、「ウェストサイド物語」四季
11、「SISTERS」パルコ
12、「RENT」東宝
13、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」パルコ
14、「エリザベート」東宝
15、「ミス・サイゴン」東宝
16、「ライオンキング」四季
17、「ウィキッド」四季
18、「テニスの王子様」ネルケプランニング
19、「オペラ座の怪人」指揮
20、「舞台は夢 イリュージョン・コミック」新国立劇場

■「作品チャート」(えんぶチャート2008)
1、「きみがいた時間ぼくのいく時間」キャラメルボックス
2、「IZO」新感線プロデュースいのうえ歌舞伎☆號
3、「五右衛門ロック」新感線☆RX
4、「ウーマン・イン・ブラック」パルコ
5.「MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」パルコ
6、「表裏源内蛙合戦」シアターコクーン
7、「女教師は二度抱かれた」シアターコクーン
8、「シャープさんフラットさん」ナイロン100℃
9、「THE DIVER(現代能楽集IV)」世田谷パブリックシアター
10、「黒猫」TBS
11、「DROP」小林賢太郎ソロ
12、「七人は僕の恋人」ウーマンリブ
13、「水平線の歩き方」キャラメルボックス
14、「キル」NODA・MAP
15、「TRIUMPH」K.K.P.(小林賢太郎)
16、「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」キャラメルボックス
17、「ベントラー・ベントラー・ベントラー」Piper
18、「昭和島ウォーカー」パルコ+東京グローブ座
19、「人形の家」シス・カンパニー
20、「恐竜と隣人のポルカ」パルコ

■「俳優チャート」(えんぶチャート2008)
1、上川隆也(キャラメルボックス)
2、古田新太(新感線)
3、岡田達也(キャラメルボックス)
4、堤真一
5、森田剛
6、阿部サダヲ
7、小林賢太郎(ラーメンズ)
8、宮沢りえ
9、粟根まこと(新感線)
10、森山未來
11、松たか子
12、深津絵里
13、片桐仁(ラーメンズ)
14、大倉孝二(ナイロン100℃)
15、橋本じゅん(新感線)
16、勝村政信
17、戸次重幸(TEAM NACS)
18、山内圭哉(Piper)
19、藤谷文子
20、高橋一生

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2009.04.14

Livespire第5弾は「愛と青春の宝塚」

今年7月から全国上映される予定のLivespire第5弾が決定した。2002年にTVドラマとして放映され反響を呼び、昨年末に閉館を迎えた新宿コマ劇場の“ファイナル・ミュージカル”として舞台化された作品『愛と青春の宝塚 ~恋よりも生命よりも~』だ。出演は往年の宝塚スター、紫吹淳、湖月わたる、彩輝なお、貴城けい等。脚本は大石静、演出は鈴木裕美。

この舞台は、全国21都道府県でも上演され、約12万人を動員した。7月4日(土)より、丸の内TOEI2ほか全国順次公開予定。

こういう、限定的で特殊な舞台こそ、Livespireのねらい目だろう。

Livespire
http://www.livespire.jp/

2008.11.30■迷走か? ライブスパイアのその後は
http://www.mcri21.com/sp/news08/81130.htm

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2009.04.10

始まってます、コリまつ'09

3年目を迎える「CoRich舞台芸術まつり!2009春」は3月23日に応募を締め切り、第一次審査(ネット審査)を経て、最終審査に進む10作品が3月27日に発表となった。4月1日から6月30日までの3ヶ月間の最終審査が始まった。

最終審査に進んだ10作品は下記の通り。今回の応募は65作品。2007年度は81作品、2008年度も81作品の応募があった。また、今回も65作品中、東京都の団体が48(74%)であり、ネットの特性や、「最終審査は全国どこで公演されてても見に行く」という特性があまり有効に活用されていないものとなっている。惜しい。

この演劇祭は最終審査の3ヶ月間に公演される作品が対象であり、5名の審査員が10公演のすべてを見て審査する。また、審査にはCoRich舞台芸術!でのクチコミ情報も参考にするというものだ。グランプリには賞金100万円が贈られる。

■第一次審査(ネット審査)通過作品
・劇団6番シード「テンリロ☆インディアン」
・MCR「シド・アンドウ・ナンシー」
・劇団コーヒー牛乳「男の60分~東京場所~」
・DULL-COLORED POP「ショート7」
・FUKAIPRODUCE羽衣「朝霞と夕霞と夜のおやすみ」
・北京蝶々「愛のルーシー」
・studio salt「天気のいい日はボラを釣る」
・犬と串「CASSIS」
・劇団ぎゃ。「玉ノ井家のエンゲル係数」
・時間堂「花のゆりかご、星の雨」

CoRich舞台芸術まつり!2009春
http://stage.corich.jp/festival2009/result.php

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2009.04.08

映画「パニック4ROOMS」公開

「下北沢」と「小劇場」を前面に出した映画が公開された。出演者に演劇人が並ぶのも注目だが、4つの物語のシナリオ担当がロリータ男爵の田辺茂範、はえぎわのノゾエ征爾、猫ニャーのブルースカイ、6番シードの松本陽一というのが気になるところだ。公開は4月4日~4月17日まで「渋谷シアターTSUTAYA」にて。21時からレイトショー。

「パニック4ROOMS劇場版」
http://www.p4r.jp/
渋谷シアターTSUTAYA
http://www.theater-tsutaya.jp/pc/index.php

監督・企画:井上博貴×森本英稔
脚本:ノゾエ征爾、ブルースカイ、田辺茂範、松本陽一。
出演:山中崇、町田マリー、ノゾエ征爾、廣川三憲、池谷のぶえ、郷本直也、原金太郎、山崎和如、井内ミワク 、林修司、浅田よりこ、たにぐちいくこ、役者松尾マリヲ、元田牧子、ブルースカイ

予告編
http://www.youtube.com/watch?v=AESHJd_YKS8

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鶴屋南北「桜姫」を歌舞伎と現代劇で競演

勘三郎がまたやった。鶴屋南北の狂言「桜姫」を串田和美の演出で、シアターコクーンで6月に現代劇、7月に歌舞伎で連続上演するという。勘三郎と笹野高史は両方に出演。現代劇版のほうの脚本は阿佐ヶ谷スパイダースの長塚圭史。

渋谷Bunkamuraのシアターコクーンで歌舞伎を上演する企画「コクーン歌舞伎」は1994年に始まり、今年が10回目だそうだ。それを記念して勘三郎が提案したのが「歌舞伎vs現代劇」だ。両方の権助役に勘三郎は出演する。相手役の「桜姫」役は現代劇では大竹しのぶ、歌舞伎では七之助が演じる。なんかもう、大変だ!

2作とも演出を同じ串田が担当するが、なんせ現代劇版のホンは長塚圭史だ。まったく別作品に仕上がるに違いない。設定の愛憎劇だけは残し、歌舞伎以上にどろどろになるだろう。

■「桜姫」
日程 2009年6月7日(日)~30日(火)
原作 四世 鶴屋南北
脚本 長塚圭史
演出 串田和美
出演 秋山菜津子、大竹しのぶ、笹野高史、白井晃、中村勘三郎、古田新太 他(50音順) 

■渋谷コクーン歌舞伎「桜姫」
日程 2009年7月9日(木)~30日(木)
原作 四世 鶴屋南北
演出 串田和美
出演 中村勘三郎、中村橋之助、中村七之助、笹野高史、坂東彌十郎、中村扇雀 他

シアターコクーン
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/index.html

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「イケ麺そば屋」放送開始!

日本テレビで「イケ麺そば屋」の放送が始まった。「イケメンそば屋」ですよ。

テレビ欄に「イケ麺そば屋」の文字を見たとき、ピン!と来たあなたは普通じゃないかもしれません。出演者の欄に藤木直人の名を見つけ、確信を持ってしまった私は、なんとなくいたたまれない感じ。勝手に期待を高めてしまって・・・。

古田新太、生瀬勝久らが所属するタレント事務所「CUBE」は、関西演劇人の巣窟だ。ほかに橋本さとし、大倉孝二、入江雅人、犬山イヌコ、みやなおこ、らが所属している。ケラやG2や土田英生らのマネジメントもやっている。またリコモーションの東京担当とも位置づけられている。(リコモーションは80年代の小劇場ブームに乗って誕生した演劇制作事務所)

そのCUBEが始めて番組制作を手がけたのが古田・生瀬中心のトークバラエティ変態ドラマ「ホレゆけ!スタア☆大作戦」だ。2007年4月開始で地方局24局だけで約1年放送。架空の芸能事務所という設定で(古田社長、生瀬社員)、毎回豪華なゲストとの小芝居&トークを展開した。そこに出入りしていたレギュラーそば屋が藤木直人。番組はDVD化され好評を博している(3枚発売)。また、テレビ東京が2008年3月にダイジェスト(3話分)を1回だけ放送した。多数の演劇人がゲスト出演し、舞台の裏話トークが絶妙だった。

2008.3.9■「ホレスタ」テレ東で1回限定放送
http://www.mcri21.com/sp/news08/80309.htm
ホレゆけ!スタア☆大作戦
http://www.horesuta.com/

そしてそして、2009年4月から毎週土曜深夜0時50分から「いいんだぜ!イケ麺そば屋探偵」が「ドラマ」として始まった。レギュラーは藤木・古田・生瀬と堀内敬子。あくまでドラマとして展開。制作はCUBEに加えて、倉本美津留やいとうせいこうが参加。4月4日の第一回を見る限りでは、ドラマとしては物足りないものがあるが、ムチャでデタラメな設定に期待は持てる。そうかCUBEはアミューズ系なのか・・・。

日本テレビ「いいんだぜ!イケ麺そば屋探偵」
http://www.ntv.co.jp/ikesoba/
CUBE
http://www.cubeinc.co.jp/

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