« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2008.12.30

ピンターさん、死去

2005年にノーベル文学賞を受賞したイギリスの劇作家ハロルド・ピンターさんが12月24日、亡くなった。78歳。死因はがん。

ピンターさんは、不条理劇の手法を確立したひと。ベケットやジュネらと並ぶ。「20世紀後半英国の最も偉大な劇作家」とも呼ばれた。反戦活動家としても知られていた。

| | コメント (40) | トラックバック (0)

岸田戯曲賞候補作決定!

第53回岸田國士戯曲賞最終候補9作が決定した。選考委員は、井上ひさし、岩松了、鴻上尚史、坂手洋二、永井愛、野田秀樹、宮沢章夫の各氏。最終選考会は2009年1月26日(月)に行われる。

第53回岸田國士戯曲賞最終候補作品一覧(作者五十音順、敬称略)

加藤一浩『黙読』(『せりふの時代』2008年秋号)
タニノクロウ『星影のジュニア』(上演台本)
長塚圭史『SISTERS』(上演台本)
蓮見正幸『ステロイド』(上演台本)
蓬莱竜太『まほろば』(上演台本)
前川知大『表と裏と、その向こう』(上演台本)
松井周『家族の肖像』(上演台本)
本谷有希子『幸せ最高ありがとうマジで!』(上演台本)
山岡徳貴子『着座するコブ』(上演台本)

白水社「岸田戯曲賞」
http://www.hakusuisha.co.jp/kishida/selection.php

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.22

東京劇団フェス'08グランプリはイナダ組

東京劇団フェス'08のグランプリが発表となった。賞金100万円は、北海道代表・劇団イナダ組の「コバルトにいさん」に。

アミューズが中心となり開催された東京劇団フェス'08は、新宿シアターアプルで12月14日まで17日間開催された。参加したのは北海道から沖縄までの全国7都市から選ばれた8劇団。一堂に会して公演を行い、観客と審査員による投票でグランプリが決定した。

グランプリ選出のシステムは、まず観客からの5段階評価の平均値が求められ、主催各社(アミューズ、サンライズプロモーション、ぴあ)や協力会社(ニッポン放送など)の12名の審査員の投票と合わせて決定するもの。

東京劇団フェス'08 グランプリ発表
http://news.pia.jp:80/pia/news.do?newsCd=200812190003

2008.8.16■11月にアミューズ企画の演劇フェス開催
http://www.mcri21.com/sp/news08/80816.htm

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.20

紀伊国屋演劇賞団体賞はトム・プロジェクト

第43回紀伊国屋演劇賞が18日発表され、団体賞は「コーヒーをもう一杯」「霧のかなた」などを上演したトム・プロジェクトに決まった。個人賞は、「真実のゆくえ」「舞台は夢」に出演した金内喜久夫、「海霧」主演の樫山文枝、「タン・ビエットの唄」「Calli(カリィ)」などの演出、振り付けの謝珠栄、「焼肉ドラゴン」を書いた鄭義信、「春琴」に出演した深津絵里。

今年は、「焼肉ドラゴン」が何冠獲るかだと思うが・・・どうだろうか。

第43回紀伊国屋演劇賞
http://www.kinokuniya.co.jp/01f/engeki43.htm

◎団体賞(賞状並びに賞金二百万円)

トム・プロジェクト
風間杜夫ひとり芝居「コーヒーをもう一杯」「霧のかなた」および 「ダモイ~収容所〔ラーゲリ〕から来た遺書 ~」などの活発な年間の活動に対して。

◎個人賞(賞状並びに賞金五十万円と記念品)

金内喜久夫
俳優座劇場プロデュース公演「真実のゆくえ 」におけるサー・デーヴィッド・メトカ ーフ、新国立劇場公演「舞台は夢 イリュージョン・コミック 」におけるプリダマンの演技に対して。

樫山文枝
三越劇場・劇団民藝提携公演「海霧」における平出さよの演技に対して。

謝 珠栄
TSミュージカルファンデ ーション公演「タン・ビエットの唄」「Calli〔カリィ〕~炎の女カルメン~」「AKURO 悪路」の演出・振付に対して。

鄭 義信
新国立劇場公演 日韓合同公演「焼肉ドラゴン 」の戯曲に対して。

深津絵里
世田谷パブリックシアタ ー+コンプリシテ公演「春琴〔しゅんきん〕 谷崎潤一郎『春琴抄』『陰翳礼讃』より」の演技に対して

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.12.18

読売「回顧」は「国際交流」

読売新聞の【回顧2008演劇】が発表となった。テーマは「国際交流」で、海外との共同制作が盛んになり充実した成果を残した、としている。

挙げられているキーワードは「焼肉ドラゴン」、「春琴」、「The Diver」、デヴィッド・ルヴォー、岡田利規、早船聡、前田司郎、蓬莱竜太、本谷有希子、長塚圭史、蜷川幸雄など。また「新国立劇場の芸術監督問題」や「劇場の閉館、新設」などの話題も取り上げている。

【回顧2008演劇】「国際」上演 実結ぶ
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/stage/theater/20081217et05.htm

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.17

キャラメルが容疑者Xを舞台化

演劇集団キャラメルボックスがあの東野圭吾の直木賞作品「容疑者Xの献身」を舞台化する。福山雅治主演で映画化され大ヒットしたあの「容疑者Xの献身」だ。

キャラメルボックスではフジテレビで「ガリレオ」シリーズとしてドラマ化される前から舞台化の企画を練っていたそうだ。2年前、成井豊が「ぜひ舞台で」と考え、脚本執筆にかかっていたという。東京・池袋サンシャイン劇場で、2009年4月~5月に公演。

はたして、主演は誰に・・・?

なお、これまで東野圭吾作品が舞台化されたものというと、スタジオライフの「白夜行」がある。

演劇集団キャラメルボックス/2009年公演スケジュール
http://www.caramelbox.com/stageinfo2009.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.16

劇作家協会新人賞はナカヤマカズコ

日本劇作家協会が主催する「第14回劇作家協会新人戯曲賞」が発表となった。12月14日に恒例の公開審査会が開かれ、ナカヤマカズコ氏の「しびれものがたり」が選ばれた。正賞の時計と副賞賞金50万円が授与される。

14回目の劇作家協会新人戯曲賞には188作の応募があり、最終審査に残った5作を7人の審査員により紀伊國屋ホールにて公開審査した。審査員は、川村毅、鴻上尚史、斎藤憐、坂手洋二、佃典彦、土田英生、横内謙介。受賞作を含む最終候補作をすべて掲載した「優秀新人戯曲集2009」は、ブロンズ新社から刊行されている。(¥1,600+消費税)

ナカヤマカズコ氏は、現在、芝居者と音楽家の集団「しずくまち♭」で作・演出を担当。劇団の自主公演のほか、映像作品(AVおよびVシネマ)、児童劇や音楽劇、人形劇団「かわせみ座」の脚本なども手掛けている。

日本劇作家協会
http://www.jpwa.jp/contents/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.13

EXILEが杉田成道と唐十郎をル・テアトル銀座で

とうさん、「EXILE」と「北の国から」の「杉田成道」と「唐十郎」と「ル・テアトル銀座」ってものは、なかなか結びつかないわけで・・・。

今年、CDの売上げが200億円を超えた人気グループのEXILEは、メンバーのうちの4人が中心となり昨年「劇団EXILE」を旗揚げした。旗揚げ公演「太陽に灼かれて」と、第2回公演「クラウン」は高い評価を得た。その結果、出演メンバーのUSAが2009年2月に行われるル・テアトル銀座の公演に主演することになった。作品は唐十郎の代表作とも言われる「蛇姫様~わが心の奈蛇」。状況劇場が1977年に全国巡演した作品。根津甚八と小林薫が出演していた。演出するのはドラマ「北の国から」で知られる杉田成道氏。ル・テアトル銀座のあと、大阪シアターBRAVA!でも公演する。

EXILEのダンスパフォーマンス担当のメンバーが劇団を結成し、年一回の活動を行っていることに対しては、懐疑的な意見も聞かれる。現在も劇団員募集を行っており、2009年1月~2月には劇団員の「全国オーディションツアー」が開かれる・・・どこまで本気なのか。そんな中、最新アルバムは150万枚の売上げを達成した。いま、最も売れてるグループだ。

いろんな意味で、EXILEが演劇に関わっていることは重要です。大きな影響がありそう。注目していくしかないです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今年も開催、CoRich舞台芸術アワード!

今年も「CoRich舞台芸術アワード!」が開催される。CoRichメンバーの投票によりベストテンを決定するイベントだが、ヘビーなシアターゴアーが選ぶユニークな賞として注目だ。昨年はバラドックス定数の「東京裁判」が受賞した。

CoRich舞台芸術は、リクルートが運営する「演劇ライフ」と比較して、明らかに「小劇場」側に偏っている。それもこれも、参加している一般ユーザー(メンバー)が偏っているからだ。そこがユニーク。ベストワンに選ばれた劇団には、副賞として「次回公演のバナー広告掲載」が与えられる。投票期間は2008年12月25日~2009年1月6日。結果発表は1月9日(金)。

なお、昨年の投票者は47名。投票のためには、CoRich舞台芸術で「観たい」「観てきた」というクチコミ情報を一定数投稿していることが必要。また、クチコミ件数が多いメンバーは「舞台通」と認定され、投票ポイントが一般メンバーよりも高く設定される。昨年の投票者47名のうち、舞台通は18名。

CoRich舞台芸術アワード!2008
http://stage.corich.jp/award/2008/

CoRich舞台芸術アワード!2007結果
http://stage.corich.jp/award/2007/index.php

| | コメント (0) | トラックバック (1)

日曜は

日曜(12/14)は11月28日から開催されていた東京劇団フェス'08の最終日。観客と審査員による投票でグランプリが決定するということですが、どういう段取りになるのでしょうか。

2008.8.16■11月にアミューズ企画の演劇フェス開催
http://www.mcri21.com/sp/news08/80816.htm

また、日本劇作家協会による新人戯曲賞の公開審査会が例年通り紀伊国屋ホールで開催されます。審査員同士の公開バトルにより、最優秀作がその場で決定。

2008.10.21■今年も劇作家協会新人賞公開審査会開催
http://www.mcri21.com/sp/news08/81021.htm

さらに、来週早々には、紀伊国屋演劇賞が発表になりますね。いよいよ年末の賞レースシーズンに突入です。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.12.11

続・いまどきの「小劇場」「演劇」

当サイトでは2006年4月~8月に『いまどきの「小劇場」「演劇」』と題したニュースを5ヶ月間配信(月イチ)した。内容はGoogleで「小劇場」と「演劇」で検索すると、どのようなサイトが上位に来るのか、というだけ。Googleの検索がそれぞれのサイトがどれだけリンクされているのか、などの情報で「重要度」を判定して結果を並べている、ということから「いまどき」を反映していると勝手に判断して、毎月追いかけてみたものだった。最後の2006年8月の結果は下記。でもって、2008年12月(2年後)に同じことをやってみると・・・。
いつのまにかWikipediaが充実してきてるみたいです。

2006.8の「小劇場」
1、-La Sens- 小劇場データベース 
2、「劇」小劇場ラインナップ 
3、銀座小劇場・ジェルスホールホームページ 
4、精華小劇場
5、王子小劇場 
6、名演小劇場 
7、アドリブスタジオ
8、えんげきのぺーじ(小劇場演劇ガイド) 
9、fringe 
10、池袋小劇場 

2006.8の「演劇」
1、シアタープラネッツ 
2、Yahoo!カテゴリ - 演劇 
3、演劇集団キャラメルボックス 
4、歌舞伎・演劇|松竹 
5、【楽天チケット】演劇・ミュージカル 
6、芝居・演劇・俳優 | シアターリーグ 
7、演劇のことならインターネット演劇研究所 
8、早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館 
9、演劇◎定点カメラ 
10、高校演劇のページ 

2008.12の「小劇場」
1、-La Sens- 小劇場データベース
2、小劇場 - Wikipedia
3、「劇」小劇場
4、fringe
5、池袋小劇場
6、精華小劇場
7、王子小劇場
8、国立劇場
9、アドリブスタジオ
10、名演小劇場
(「えんぺ」は圏外に)

2008.12の「演劇」
1、演劇 - Wikipedia
2、演劇ポータルサイト/シアターガイド
3、演劇ライフ
4、シアタープラネッツ
5、チケットぴあ/演劇
6、演劇 - Yahoo!カテゴリ
7、演劇集団キャラメルボックス
8、演劇のことならインターネット演劇研究所
9、演劇交差点
10、演劇定点カメラ
(「演劇ライフ」急伸!)

ちなみに、アレはどうなってんのか、と思って・・・

2008.12の「舞台」
1、CoRich 舞台芸術!
2、舞台 - Wikipedia
3、[舞台ネットワーク]
4、舞台とは - はてなキーワード
5、舞台用語い、ろ、は、
6、淡路夢舞台
7、舞台、演劇 - Yahoo!ニュース
8、鎌倉能舞台ホームページ
9、芸能花舞台
10、まつだい雪国農耕文化村センター[農舞台]

2006.4.11■いまどきの「小劇場」「演劇」と言えば
http://www.mcri21.com/sp/news/60411.htm
2006.5.11■5月10日付いまどきの「小劇場」「演劇」
http://www.mcri21.com/sp/news/60511.htm
2006.6.11■6月10日付いまどきの「小劇場」「演劇」
http://www.mcri21.com/sp/news/60611.htm
2006.7.11■7月10日付いまどきの「小劇場」「演劇」
http://www.mcri21.com/sp/news/60711.htm
2006.8.11■8月10日付いまどきの「小劇場」「演劇」
http://www.mcri21.com/sp/news/60811.htm

| | コメント (1) | トラックバック (0)

朝日「回顧」、写真掲載は「焼肉ドラゴン」

新聞各紙の特集「回顧」が始まっているが、朝日新聞の「演劇」回顧2008は12月10日の朝刊(13版)に掲載された。サブタイトルは『「わかりやすさ」に危機感・反発』と、『言葉・文化超え共同制作に収穫』。写真は新国立劇場の「焼肉ドラゴン」(鄭義信作、鄭・梁正雄演出)。

文章中に登場したのは、蜷川幸雄、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、松尾スズキ、平田オリザ、坂手洋二、長塚圭史、三浦大輔、本谷有希子、野田秀樹、鄭義信、サイモン・マクバーニー、デビッド・ルボー、維新派など。

以下、5人の選者が選ぶ「私の3点」。毎度のことながら、バラバラです。

●大笹吉雄(演劇評論家)
・新国立劇場「焼肉ドラゴン」
・パルコ「SISTERS」(長塚圭史作・演出)
・文学座アトリエの会「ダウト」

●太田耕人(演劇評論家・京都教育大教授)
・鄭義信のしごと
・維新派「呼吸機械」
・MONO「なるべく派手な服を着る」

●児玉竜一(歌舞伎研究・日本女子大准教授)
・中村吉右衛門の充実
・旧金毘羅大芝居
・120周年記念公園 新派の残照

●扇田昭彦(演劇評論家)
・新国立劇場「焼肉ドラゴン」
・シス・カンパニー「人形の家」
・ナイロン100℃「シャープさんフラットさん」

●徳永京子(演劇ライター)
・パルコ「SISTERS」(長塚圭史作・演出)
・ハイバイ「て」
・Bunkamura「表裏源内蛙合戦」

asahi.com「回顧2008」今年の演劇を振り返る
http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/TKY200812100100.html

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2008.12.09

第1回小田島雄志賞に薛珠麗と佐藤康

外国戯曲の優れた翻訳・脚色を表彰する湯浅芳子賞が今春終了したが、それを残念に思い、戯曲翻訳で知られる小田島雄志氏が自費を投じて設立した「小田島雄志・翻訳戯曲賞」が決定した。栄えある第1回作品となったのは以下の2作品。それぞれに賞金10万円が贈られる。

小田島雄志さんはシェイクスピア戯曲翻訳の第一人者。これまで、さまざまな演劇賞などで、小田島さんが一人で選ぶ「小田島雄志賞」を授与してきた。が、今回からは「小田島雄志賞」はこの「小田島雄志・翻訳戯曲賞」のことになる。

■小田島雄志・翻訳戯曲賞
薛珠麗(せつしゅれい)「バーム・イン・ギリヤド」
(原作ランフォード・ウィルソン、the company@シアターモリエール2008.4)
佐藤康「瀕死の王」
(原作イヨネスコ、あうるすぽっとプロデュース2008.9)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.05

押井守の脚本・演出で舞台版「鉄人28号」

アニメ界の神様・押井守が演劇に進出する。作品題材は「鉄人28号」。来年1月に東京天王洲銀河劇場、2月に大阪梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ。本格的だ。出演は、南果歩、池田成志、DIAMOND☆YUKAI、サンプラザ中野くん、そして、800kgの巨大な鉄人28号も。

原作は横山光輝の名作漫画「鉄人28号」だ。漫画が連載されたのは昭和31年(1956年)。アニメ版が作られたのは1963年であり、「鉄腕アトム」や「エイトマン」などと同じ年。東京オリンピックの前年だ。その後、何度もリメイクされており、2005年には実写映画化され、2007年にも劇場版アニメが公開されている。

押井守が舞台演出するのは初めて。今回の作品では、自作のアニメ『立喰師列伝』の世界も借りて、戦後史・昭和史を描くという。南果歩が鉄人28号をリモコン操縦する金田正太郎を演じる。企画製作・主催は梅田芸術劇場。

梅田芸術劇場「鉄人28号」
http://www.umegei.com/s2009/tetsujin28.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.03

小朝が加護亜依と二人芝居上演

来年1月、春風亭小朝が加護亜依とル テアトル銀座で二人芝居を上演する。脚本は堤泰之。

元モーニング娘。の加護亜依は、未成年で喫煙し芸能活動を停止していたが、今年4月に芸能活動を復帰させた。

1月の舞台は「春風亭小朝奮闘公演」。第一部が二人芝居「男と女の三つの秘め事」、第二部が小朝独演会(全2席)となる。二人芝居は「アイドルとマネージャー」「看護師と患者」「不倫中のラジオ局の新人アナウンサーと上司」の三つの愛情関係を描いたオムニバス構成。小朝の新作落語には、男女の恋愛模様を描いたものがあり、今回はそれを芝居にするわけだ。しかし、相手に選んだのが・・・。

まあ、小朝は常にプロデューサー目線ですからね。結婚はプロデュースされちゃったけど、離婚はちゃんと自分でプロデュースして事件にしちゃったわけで・・・。いろんな意味で期待したい。

ほかにも、喬太郎や志らくも芝居をやってます。自分でホンを書いて演出して出演して。今度は小朝が・・・。目が離せません。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

小松杏里さん、新劇団立ち上げ!

80年代には演劇舎螳螂、90年代には演劇プロジェクト・月光舎を率いて活躍していた小松杏里氏が、新しいユニットを旗揚げし、アリスフェスティバルに参加する。公演は今週末(12/6~8)に新宿のタイニイアリスにて。

螳螂時代には、高取英、美加理らと「聖ミカエラ学園漂流記」を初演した。月光舎では2002年に韓国公演を成功させ、9月に相鉄本多劇場で凱旋公演を行った。その後休団していた。

新しいユニットは「d'Theater」(ディーダッシュシアター)。母体はドワンゴクリエイティブスクール。7月から2回のオーディションを行い、8月に稽古を開始した。作品は、李萬喜(イ・マニ)氏の『豚とオートバイ』(訳:熊谷対世志)。今回はアリスフェスティバル参加。『豚とオートバイ』は2005年に日韓演劇交流センター主催で行われた第2回韓国現代戯曲ドラマリーディングで初演(リーディング公演:演出・鐘下辰男)されている。小松さんの演出で2006年の3月に福岡で「韓国現代戯曲ドラマリーディング」としても上演された。リーディングではなく、舞台公演としてはd'Theaterが日本初演となる。

なお、稽古の様子や小松さんの活動については、再開された連載「小松杏里の乾坤一滴~トンバイク編」に詳しい。9月第2週からをお読みください。

小松杏里の乾坤一滴~トンバイク編
http://www.mcri21.com/sp/anri/index.htm
アリスフェスティバル
http://www.tinyalice.net/08fes-lineup/index.html
本チラシ(表)
http://www.mcri21.com/sp/anri/tomba1.htm
本チラシ(裏)
http://www.mcri21.com/sp/anri/tomba2.htm

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.12.01

迷走か? ライブスパイアのその後は

舞台作品を撮影し映画館で見せる試みというと、イーオシバイが展開する「ゲキ×シネ」と、松竹が山田洋次まで担ぎ出した「シネマ歌舞伎」が2大勢力だが、第三の存在としてクローズアップされているソニーの「Livespire」もまた注目だ。ゲキ×シネは2003年より、シネマ歌舞伎は2005年にスタートしたが、Livespire第一弾は今年5月に音楽座ミュージカル「メトロに乗って」で開始された。

ゲキ×シネは劇団新感線関連のハデなエンタテインメント芝居が中心。シネマ歌舞伎は勘三郎主演の新しい試みの歌舞伎が中心であり、多くの観客を獲得している。これに対しLivespireは第一弾が音楽座、第二弾(6月)がアミューズとネルケプランニングが制作した「FROGS~フロッグス」と、ターゲットがわかりにくいラインナップとなっていた。7月以降はどうなるのかと関心を持って見ていたら・・・。第2弾で「本格始動」を歌いながら、第3弾は「UKオペラ@シネマ」というもの。グラインドボーン音楽祭から「ジュリオ・チェーザレ」と「ヘンゼルとグレーテル」、ロイヤル・オペラ・ハウスから「フィガロの結婚」と「カルメン」を選んだ。確かに、本場のオペラはめったに見ることはできないわけだが・・・。12月から来年にかけて順次上映していく。

さて、11月になり、Livespire第4弾が発表となった。その作品は・・・キャラメルボックスの「嵐になるまで待って」! うーん、やっぱりそっちに来たか、という印象。現在製作中で、公開は来年1月を予定。さらに、キャラメルボックスの「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」もLivespireで上映する予定だとか。

おそらく、ゲキ×シネもシネマ歌舞伎も舞台関係者が中心となって「舞台よりも多くの人に」との発想で映画館上映が企画されている。しかしながらソニーのLivespireは、そもそもデジタルシネマ機器の普及が目的であり、映画畑の発想から企画されているように思える。つまり、ライバルは映画であり、映画のヒット並みの動員が期待されているのではなかろうか。2ケタぐらい違う感じ。もちろん、目標は高いに越したことはないわけだが。

アメリカのソニーがやっている「ザ・ホット・チケット」のほうが参考になるんじゃなかろうか・・・どうだろうか。

ライブスパイア
http://www.livespire.jp/
2008.5.25■米ソニーもデジタル映像配給
http://www.mcri21.com/sp/news08/80525.htm

| | コメント (0) | トラックバック (0)

朝日に新国立劇場演劇研修所卒業生が!

朝日新聞(12月1日夕刊3版)の文化面「ブレイク5秒前」に新国立劇場演劇研修所1期生の内田亜希子が紹介されている。

サブタイトルは「『税金で研修』いつか舞台で恩返し」。東京家政大学卒業後に40倍の難関を突破して入所し、今年3月に3年間の研修を終えてデビューした。

新国立劇場演劇研修所は毎年15名しか入学できない。そして、プロの第一線の講師が週5日のフルタイムで研修を行う。その運営は公費で、生徒に対して補助金も与えられる。内田は、「近代能楽集『綾の鼓』」や「傾く首」などに出演。多くは、オーディションを経ての出演だ。来年2月からはパルコ劇場の「ピロクシー・ブルース」へも出演する。これまたオーディションで合格した。

なかなか、その存在や、卒業後の動向が伝わってこない新国立劇場演劇研修所だが、今後、その卒業生の活躍が報道されるようになることを期待したい。

新国立劇場演劇研修所
http://www.nntt.jac.go.jp/training/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »